保育実習巡回指導|短期大学部 保育科ブログ|名古屋経済大学

保育実習巡回指導

穴水湾のボラ待ちやぐら

穴水湾のボラ待ちやぐら

皆さんはパーシバル・ローエルという人物をご存じでしょうか? 彼は先頃太陽系第9番目の「惑星」から「準惑星」とか「小惑星」に「降格」されてしまった天体=冥王星の存在を予知した人物です。また、「Mars as the Abode  of Life (1908)」「The Genesis of the Planet (1916)」などの著作を出版し、火星には高等生物がいて運河を造っているとも唱えたアメリカの天文学者です。
ローエルは明治時代の日本を訪れ、その頃松江に住んでいたラフカディオ・ハーンとも交友を結んだと言われています。日本滞在中に能登半島を旅行した彼は、紀行文「NOTO(能登)」を出版しました。この本の中で日本の伝統的な漁法の1つである「ボラ待ちやぐら漁」に触れています。
今回の巡回指導では、117年前にローエルが訪れたという穴水の少し先の○○町まで行きました。そこの保育所で実習する学生の様子を見てきたのですが、その帰途、穴水湾沿いの県道を走行中発見したのが、写真の「ボラ待ちやぐら」です。思わず車を止めてカメラに納めました。やぐらの上には人がいてのんびりボラが通りかかるのを待っているようでした。
気になったので家に帰ってから「ボラ待ちやぐら漁」を調べてみると、なんと1996年以降穴水ではこの漁法は行われておらず、私の見たやぐらは観光用に作られたものだということが分かりました。とすると、やぐらの上でのんびりあぐらをかいて座っていたのは人形?! すっかりだまされてしまいました。

○○町は海と山の自然に恵まれたとても良い環境。子どもたちものびのび育っています。実習生も元気に頑張っていました。

朝の遊戯室風景

朝の遊戯室風景