『行政判例百選[第7版]』のご案内|法学部ブログ|名古屋経済大学/名古屋経済大学 短期大学部

『行政判例百選[第7版]』のご案内

法学部生であればもちろんお世話になるであろう有斐閣の判例百選シリーズ。
昨年11月には『行政判例百選』の第7版が刊行されました(有斐閣紹介ページ:Ⅰ巻Ⅱ巻)。

本書には本学部の門脇先生執筆の判例評釈(52事件)も載っております。
遅ればせながら同先生よりコメントいただきましたので、以下紹介いたします。


私は「学習指導要領の法的性質」という項目を担当し、「伝習館高校事件」として有名な裁判の最高裁判決を解説しました。
この事件は、文部省(当時)大臣が定める学習指導要領に違反した教育を行ったとして懲戒解雇処分となった高校教師達が、その処分の取消を求めた裁判です。裁判では、学習指導要領が法的に拘束力をもつのか、つまり教師が学習指導要領の内容を教えることを国に強制されるのかどうかが問題になりました。
教育について国は何をどこまで決め、教師はどこまで自由に教育を行うことができるのか?教育基本法改正など教育をめぐる環境が大きく変わる中、改めて検討されるべき判決です。