【展示】『暮しの手帖』展
皆さん、現在放送中の連続テレビ小説『とと姉ちゃん』を観たことはありますか?
ヒロインは「小橋常子」という三姉妹の長女で、女優・高畑充希さんが演じています。
彼女は幼い頃に父が病気で他界してから、「とと(父)」として一家を支えます。
職業は出版社の社長。戦後で世の中が困窮していた昭和の時代、少しでも暮しの役に立つ雑誌を出版したいと
立ち上がったのです!
そんな彼女には、モデルとなった実在の人物がいます。
今も人気の雑誌、『暮しの手帖』を創刊した大橋鎭子(しずこ)さんです。
大橋さんは90歳を過ぎてもオシャレで快活、「何かおもしろいことはない?」と編集部にいらしたそうです。
ちなみに初代編集長は花森安治さんという方(ドラマでは「花山伊佐次」という役名で唐沢寿明さん
が演じています)。
お互いに大事な仕事の相方だったそう!
図書館では、大橋さんが創った『暮しの手帖』を、創刊時の1948(昭和23年)から約30年間分
を中心に展示しています。
既にドラマで放送された浴衣を利用した“直線裁ちの服”や、当時革新的だった写真プロセスつき
の料理レシピなどの記事をご覧いただけます。
レシピや裁縫など、主婦層が読むイメージがある『暮しの手帖』ですが、当時の家電製品などの品質を
とことんテストした結果を載せた記事(トースターのテストのために食パンを4万枚以上焼いたそう!)
や、お金、公害、選挙についてなど、経済・経営・法学部の人にも読んでもらいたい記事が満載です。
ぜひぜひ、足を運んでご覧ください(^ ^)
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『暮しの手帖』展
期間:2016年8月1日[月]~9月17日[土] ←ご好評につき延長しました!
(休館日:8/7[日]、11[木・祝]、13[土]~21[日]、9/4[日]、9/11[日])
場所:名古屋経済大学図書館1階エントランスホール
*学外の方でもご入館いただけます。受付カウンターにて声をおかけください。
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