小林人間生活科学部長ブログ

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前半期を振り返って

投稿日:2009年8月23日|カテゴリー:

前半期を振り返って

前期末試験が終了し、夏休みに入るとともに校舎周辺で見かける学生の数がぐっと減った。野球場や室内競技、トレニングルームがあるグランドおよび体育館、クラブハウス棟など、学生の課外活動の拠点や学生駐車場が講義などの教室棟からやや離れているせいもある。夏休みといえど、人間生活科学部の教員の多くは、なかなかゆっくり休みとはいかない。

一年次生は今年度もフレッシュマンセミナーの行事で学生生活が始まり、瞬く間の半期間であったろうと思う。年度初よりこれまでにないというほどの不況といわれ、その出口は霞の中で新入生にはなんとも先が見通しにくい状況での年度スタートであった。この状況は、4年次生にはさらに切羽詰まったことであったが、完全とはいえないまでもほんの少し明るさが感じられると言われるようになってきた。ことに衆議院の解散が確実になりかけたころより急にである。本当であれば救いだ。就活に夏休みはない。むしろ人間生活科学部の学生はこれからが佳境となる。

新1年次生ついて大学生活にうまく馴染んでいけるよう初年時教育として様々な工夫をしてきた。恊働、コミュニケーショントレーニングやゼミ対抗でのバレーボール大会、ゼミによっては学年を超えての合同バーベキューなどを通して親睦を深めるなど、教員及び学生相互の信頼関係を築くにはエネルギーを費やす。

教育保育学科一年次では今年も、学生が学内の竹やぶから3m程の竹を切り出し、七夕飾りを皆で作り、一定期間、俳句、川柳を自由にしたためられるよう短冊などを置き、季節感を肌で感じる催しを楽しんだ。ちなみに、私もつたない句を寄せた。当然ながら優秀?な句には、これからも感性をしなやかに、感受性豊かな優れた教育・保育者を目指してほしいと願い、賞状を与え讃た。

「携帯が ならないけれど 待っている」「涼みたい うちわじゃ なんだか生ぬるい」

「梅雨空に 藤莢ゆれて 滴落つ」

毎年のことであるが、人間生活科学部は忙しい前半期であった。教育保育学科の2,3年次学生は幼稚園教育実習、保育園実習、管理栄養学科の3、4年次生は、臨地実習、栄養教諭実習が通常の授業時間とは別にあり、実習期間の授業時間数の補講が課せられている。当然教員は実習先への巡回指導を行った上で補講を行うのだから、学生のみならず教員も並大抵ではない労力を強いられ忙しさを実感している。しかし、実習の訪問で顔見たときの学生のほっとした笑顔は疲れを忘れさせてもくれる。時には涙顔を励ます場面もある。

夏休みは、他学部など一般的には就職活動も終盤に近いのだが、人間生活科学部の学生にはこれからがいろいろな意味で正念場がくる。

まず、教育保育学科の3年次生は児童養護施設での実習、4年次生は公立保育士を目指す公務員の採用試験の二次三次、法人立の幼稚園、保育園の採用試験が次第に日程にあがってくる。すでに一次試験に合格し二次試験に向けての面接などの相談に幾人かが顔を見せ、採用内定を誓っていく学生もいる。管理栄養学科は臨地実習、4年次生は当然ながら資格を活かした就職先の採用試験が続く。両学科ともに4年次生は卒業論文、卒業課題研究も同時進行で関わっている。冒頭、夏休みに入りまばらになった学生の姿のキャンパス状況を述べたが、卒業研究課題の学生は大学へ、実験に実習に制作や課題の相談に来るなど、両学科ともに学生の行動は活発である。

管理栄養学科の4年次生A君は「実習を終えて感じたこと。得たこと。」として、次のように述べている。「管理栄養士はひとりで働く状況が多いので、実際に現場で働く栄養士を見て、自己解決能力の向上と自分では解決できない問題に直面したときに、相談できる仲間を得ておくことの重要性を知ったまた、現在の進路については、大学院を目指している。以前はスポーツ栄養と臨床(疾病者)に対しての栄養管理は別のものと思っていたが、実際に現場での栄養管理を見ると、臨床栄養からスポーツ栄養に繋がっていることがわかった。

これをみても、忙しい学生生活の中から学生は確実に自らの将来を見据える力を着けていることがわかる。人間生活科学部は実に忙しいと思う。しかし、この学生の言葉をみると、初年時教育が基盤にあり、講義、演習、実験、実習を通して学び取っていく姿があり、並大抵ではない労力を強いられる忙しさも、次の学生指導への励みにもなるかな、と思う。

オープンキャンパスと免許更新講習

8月23日夏休みは教員にとってもっとも意義ある時間が持てる期間であった。一昔前にはなかったが、今や大学の重要な行事となったオープンキャンパス、来週からは、いよいよ免許更新講習が始まるなど学会出席との日程調整すら難しい環境になった。だがこれも卒業生が親として子弟の進学相談にオープンキャンパスを訪れてくれたり、免許更新講習に卒業生の幼稚園教諭や保育士が受講するなど、二十数年ぶりに懐かしい顔に予期せず再会できる楽しみがある。あっという間に過ぎ去った時間が霧散、思い出話に花が咲き、談笑できるという教員ならではの喜びでもある。写真はオープンキャンパスでの卒業生とのスナップ(コミュニティプラザにおいて)

教員の夏休みはさらに遠のいていく。

犬山城下で新年度スタート

投稿日:2009年4月20日|カテゴリー:

   

                                      

 新年度がスタートしました。毎年、桜の花の季節に新入生を迎えることが自然に繰り返されているのに、いつもと違う華やぐ春です。大学校内の桜の花は積もった雪と紛うようでした。桜の開花期間が例年より長いせいか、遠目に、花の色合いや咲いている様子の違いから「ソメイヨシノ」「ヤマザクラ」「エドヒガン」「オオシマザクラ」「サトザクラ」等々の種類だろうかと、大学周辺や山林の桜を確認できる楽しい春です。  

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 今年度も、4月1日の入学式、翌2日から一泊二日の新入生の学外オリエンテーション「フレッシュマンセミナー」と新年度スタートの行事が続きました。これは、人間生活科学部発足以来、毎年継続しています。入学後、名古屋経済大学での学生生活をスタートさせるにあたり、学科目の履修方法や留意点、カリキュラムや学生生活に関するガイダンスを中心に行う行事です。寝食を共にし、4年間一緒に学ぼうとする学生と教員が、親しく新年度を支障なくスタートさせたい目的で行っています。今年度は大学の所在地犬山市に場所を移し、犬山祭りの準備が進む旧町並みのある犬山城下でのウオークラリーでセミナーを始めました。入学式で始めて顔を合わせた学生数名が一グループとなり、宿泊する迎帆楼をスタート、ゴールにという設定です。昼食後、担当教員が作成したコースのコマ図を片手に、8分咲きほどの桜を郷瀬川沿いに楽しみながら、チェクポイントを探し迎帆楼を目指しました。古い町並みには、文化資料館、車山蔵、からくり展示館などと、昔ながらの、餅菓子、団子、名物の「げんこつ飴」、でんがくのお店などが並んでいます。また、軒下に「柊と鰯の頭」を刺した戸口もところどころに見られる懐かしく楽しい町並みです。五平餅を食べるグループやチェックポイントを見つけられず幾度も行き来するグループありで、ゴール後、満面の笑みでほっとしている学生の姿は生き生きしており、無事ウオークラリーの終了です。

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 その後は、全体会から学科ごとのガイダンスへ移動し、教務委員からの、カリキュラム、履修に関するガイダンスを一通り終え、大座敷で全員そろって壮観な御膳によるにぎやかな夕食でした。最近では珍しく、ご飯を7,8杯とおかわりし続け、とうとう仲居さんが他から手を付けてない料理まで運んでくれ、すべて平らげる豪傑な学生には頼もしくも驚きました。休憩後は、少人数の基礎演習クラス別でよりきめ細かくカリキュラム等について質疑応答を行い、具体的な履修プランなどを確認し合い、就寝。 翌日は、就職委員、学生委員より、先を見すえた学生生活の留意点や当面必要な、大学での手続きなどについてガイダンスがあり、迎帆楼での行事を終えました。再び基礎演習ごとに別れ、白帝城の異名を持つ国宝犬山城に出かけ、天守閣から360度の眺望に歓声を上げ、城内で昼食後散会、学外オリエンテーションを無事終えました。

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