末岡学長ブログ

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年頭のご挨拶

投稿日:2010年1月1日|カテゴリー:

1223-1 明けましておめでとうございます。
 本学をご支援くださっている多くの皆様には、ご家族お揃いで穏やかで平和な2010年の新春を迎えられたことと存じます。日頃は本学に対し物心両面に亘りご支援をいただいていますことを心より感謝申し上げます。
 さて、昨年はアメリカ大統領の就任に始まり、その直後メキシコに端を発した新型インフルエンザに世界中が震撼し、経済は大恐慌以来最悪ともいわれる未曾有の金融危機に直面し大騒動になりました。また、わが国では新政権が誕生し、古い秩序を大胆に破壊し、どんな新しい秩序が生まれてくるのか国民が期待もいたしました。しかし、国民との契約であったマニフェストには無理も生じ、新年早々あらゆる点で混乱をきたしております。
 同様に日本の高等教育におきましても、わが国が持続的発展を遂げる上で放置しておくことのできない深刻な問題が生じております。戦後わが国の発展の原動力となった人材の育成を担ってきた日本の大学は、今や、大変厳しい時代を迎えております。私立大学、短期大学においてその多くが入学定員を下回り、その一方で4年制大学が新設されるなど、大学間の競争はますます激化しています。近隣に募集を停止した大学、短期大学が存在することは記憶に新しいところです。
 私立大学を取り巻く環境の変化は激しく、サバイバル競争の真只中にありますが、本学にありましても例外ではなく、多くの課題を抱えております。その背景には少子化に伴う大学全入時代の到来という構造的要因もありますが、今後さらに拍車をかけられた形で、競争と評価にさらされますことを考えますと、本学も一層個性化を図り、特色ある大学を目指していかねばなりません。
 このような環境の中にありまして、名古屋経済大学は、しっかりと足もとを見据えながら、本学の使命である建学の精神の基本に立ち還り、教職員一人ひとりが高等教育機関に携わる一員としての自覚の下に、社会に役立つ人間性豊かな実践的人材の育成に力を注いでいかねばなりません。
 新年にあたり、私は本学が「学生諸君にとって是非学びたいと憧れる魅力ある大学となること」「社会人・職業人として自己実現を図りたい人に選ばれる大学となること」「優れた教育研究ができる環境など、教職員が自らの力を活かすことができる大学となること」を考えたいと思っています。
 名古屋経済大学は意欲と力があります。新しい時代に向けて魅力ある大学を構築することに喜びを感ずる年とするために、教職員のチームワークによって共同作業を着実に進めてまいります。 
 名古屋経済大学・短期大学部は、学園創立百余年の歴史と伝統の上にあらゆる叡智と工夫によって、この難局を乗り切り、安定的・効率的な経営基盤を確立していきたいと思います。また同時に、伝統ある人物教育の特色を活かして、各学部、学科は建学の理念と合致した教育の実践を念頭に置き、大学をあげて輝かしい未来を目指し、その存在を発信してまいりたいと思います。 
 最後に、皆様の今年一年のご健勝を祈念するとともに、本年も名古屋経済大学に対して変わらぬご支援を賜りますよう心からお願い申し上げ、年頭にあたりましての挨拶といたします。