末岡学長ブログ

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新入生の皆さんへ

投稿日:2010年4月1日|カテゴリー:

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。

まず、大学院に入学された方々には、社会人からの人などを含めまして、年齢も様々でありますが、これまでにも増して研究心と勉学意欲に燃えて、大学院への道を選択された事と思います。周知のとおり大学院は、わが国の教育制度における最高の高等教育機関でありまして、本来の研究者養成に加えて、近年は、理論と実務を兼ね備えた高度専門職業人に必要な能力を養う機関であるともされております。従いまして、皆さんには、日頃の研究成果を発表するなど、我が国の学術研究の向上と、社会や経済や文化の発展を図るという使命も課せられております。私共は、今後の皆さんの叡智に期待しております。
次に、学部および短期大学部の皆さん、皆さんは今、それぞれに、大学生活への期待と不安の織り交ざった、緊張感が高まっているものと思います。どうか一日も早く本学での生活に慣れていただきまして、積極的にそれぞれの活動を始めて下さることを期待しています。これから始まる大学生活では、これまでの拘束された環境の中から解放されて、余裕と自由になる時間が有り余るほど出来ると思います。皆さんの一生のうちで、これ程、自由でその特権を活用できる時期は他にないでありましょう。
短期大学の二年間は基より、四年間の大学時代は、長いようでも、決して長くはありません。その間、ただ漫然と過ごして、無為な大学生活を送り、卒業間近にあわてる学生がいかに多いか、長年見て来ましたので、ぜひ皆さんには、卒業時に胸を張って社会に巣立っていけるように、確実な足取りで第一歩をしっかりと踏み出していただきたいと思うのです。
私は、皆さんに改めて大学は、学生が学者と接する「学問をする場」であるということを申し上げたいと思います。皆さんは高校時代を通して、学ぶということをすでに心得ていると思っているかもしれませんが、大学は自分で学ぶ、自分で考えて学ぶ所です。そして、学ぶ手段も教室であったり、書物からであったり、先生や友人からであったり、その手段は様々です。高校時代までの、教科書にある事柄を覚えるとか、暗記するという学習のイメージを払拭し、今日からは「学問に接する」「理論を理解する」という意識に切り替えて勉強に望んでいただきたいと思います。大学時代は、純粋な気持ちで学問と向き合える時期であります。それによって人格や能力が形成されるのも、この時期にあると言っても過言ではありません。自分の将来像を描き、大学生活に何を求めるかの模索が始まるかと思いますが、少しでも早い段階で自らの方向づけをすることが必要であります。
今、社会は、様々な所で問題を抱えて、混迷と変革の時代を迎えておりますが、より良い社会を築く為に学問に接し、努力と挑戦する心意気を持って大学生活に臨んでいただきたいと希望いたします。大学も一つの社会でありますから、ゼミやクラブでの活動が、大学生活ならでは味わうことのできない、楽しい体験となることは申すまでもありません。若さを謳歌しながらも、友人との交遊の中で、将来の夢が互に啓発されることをむしろ大いに期待したいところであります。
是非とも早い段階で自分の将来を設計し、卒業の暁には一人前の社会人として出発する目的を成就されることを今から期待し、今後の健闘をお祈りします。