明けましておめでとうございます。
名古屋経済大学に対する平素のご厚情とご支援に感謝申し上げますと共に、多くの皆様方には、お揃いで新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年、政治・経済が、社会があらゆる面で混乱と混迷の一年でございました。
18才人口は120万人で減少を辿っており、私立大学は、ますます拍車をかけられた形で競争と評価にさらされる状況の中にあります。
本学では昨年来これらの問題に対して現実を真摯に受け留め、その対応について真剣に議論し、本学の教育・研究の質を高めていくことは勿論のこと、同時に学生諸君の満足度を高める取り組みと明確な方向性を示し、建学の精神に基づく個性豊かな大学を目指して、本学の持続的発展を期し責任ある学校運営の推進に心がけていかなければならないと決意を新たにいたしました。社会が複雑かつ急激な変化の中、大学には幅広い視野から物事を捉える力や的確な判断を下すことのできる人材の育成が一層期待され、大学教育は教養教育と専門基礎教育を基本として、新たに教養教育のあり方を見直し、再構築することが求められております。
本学では、社会の要請に対応でき得る人間としての在り方や、生き方など現実を正しく理解する力の涵養など、学生諸君に対し、学ぶ意欲や目的意識を持たせ質の高い教育を提供し、新しい時代に求められる人材養成に重点をおき取り組んで参ります。
また教育研究を通して地域社会との密着性を強化して、身近な大学としての機能を発揮していきたいとも考えております。
私学は、学生、教職員、父母、そして卒業生によって構成される一種の大きなファミリーであります。この組織こそ私学にとっては最も大きなエネルギー源となるものであります。2011年は、名古屋経済大学にとって希望の年でもあり、同時に試練の年でもあります。本学のすべての構成員がそれぞれの役割を理解し、社会的価値観やニーズの変化に即応しながら、力を合わせて魅力的な大学を構築することに喜びを感じる年となることを信じます。
最後に卒業生諸氏を含め、ファミリーとして大きな役割を担っている構成員の皆さんのより一層のご協力と、ご支援をお願いすると共に、ご多幸をお祈りして新年のご挨拶といたします。




