2010年の夏のオープンキャンパスを終えて|経営学部ブログ|名古屋経済大学

2010年の夏のオープンキャンパスを終えて

昨日(8月22日)は、本学の夏のオープンキャンパスの第2弾でした。

経営学部では、7月と同じく、ITが専門の柴田良一教授による、

「 Apple Computer.Inc から Apple.Inc へ 」 ~Macintosh から iPhone へ~

でした。教員も、高校生と一緒になって、話を聞きました。

編集子は、アップル・コンピュータ社がマッキントッシュという画期的なパソコンを世に送り出した頃からのユーザなので、この会社の歩みをずっと見守ってきました。その先進性にもかかわらず、販売シェアではマイクロソフト社のウィンドウズに負けつづけ、とうとうライバルのマイクロソフト社に財政支援されるまで追い込まれたのに、画期的な新商品で鮮やかによみがえった復活劇をよく覚えています。その後も、世の中を変えるような新製品を打ち出して、とうと うマイクロソフト社を超える日を迎えました。まったく、アメリカンドリームそのものです。

この会社を作ったステーブ・ジョブス氏とスティーブ・ウォズニアック氏の2人は、若き日に、今はもう神話となったアラン・ケイ氏をゼロックス社のパロアルト研究所に訪問し、彼が作った「アルト」というユーザフレンドリーなコンピュータを目にして、「こんなコンピュータを作って売りたい!」 と思い立って、車のガレージでこつこつと開発し、パソコン・ビジネスに結実させていったのです。

彼らの熱情から学ぶことは、「願望は実現する」という信念と、「やりとげるまでがんばる」という執念です。

そのことを、今いちど思い起こさせてくれた一日でした。