経営学サロンが始まりました|経営学部ブログ|名古屋経済大学

経営学サロンが始まりました

「サロン」というコトバを聞くと、美容院などのイメージを思い浮かべる人もいらっしゃるかもしれませんが、

このコトバは、もともとは、自由な雰囲気の中で知的な話し合いを楽しむ場、といった意味で使われてきた歴史があります。

学術探究の世界には、書斎で読書に明け暮れる時や、実験室にこもって実験に明け暮れる場面も、確かにありますが、編集子は、明るく開放的な知的交換の場を沢山作りたいと思っていました。

そして、実現しました。なづけて「経営学サロン」。経営学部が主催となって、月に一度程度、当番を決めて、もっとも自分が関心のあるフレッシュなテーマを紹介して話し合うです。手弁当で調達したドリンクとケーキをテーブルに置いて、教師、学生が自由に語り合う場です。

少人数のときは、新設された経営学部特別演習室(5号館3階)で、人数が増えたら隣室の経営学部長室で行うこととしました。ケーキ代ですが、教師は実費を支払いますが、学生は無料です。

第1回経営学サロンは、5月25日(水)の4時間目に、編集子が「アマゾンの秘密」を紹介しました。インターネットによる通販を通して、世界最大となった書店のアマゾン・コムを取り上げて、ビデオなども見せながら、その秘密に迫る説明をしました。日頃は消費者として親しく利用するアマゾンですが、その内側については、アマゾンの秘密主義もあって分からないことが多い。そこにメスを入れる試みを紹介したのですが、参加者からは積極的なコメントがあり、熱い議論が展開され、大いに楽しみました。

第2回目のサロンは、6月15日(水)の4時間目に、理論物理学者である柴田良一教授(経営学部)による、「原発の秘密」です。

第3回目のサロンは、7月20日(水)の4時間目に、韓国で研究生活を送ってこられた新任の田村善弘講師(経済学部)による、「サムソン電子の秘密」です。

しばらくは、「秘密」シリーズが続くかもしれません。

どなたでも、自由にご参加できます。ご希望の方は、ケーキの手配の関係もあるので、事前に、中西昌武教授か谷川毅教授(ともに経営学部)にご連絡下さい。