Macとの思い出
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Appleコンピュータとの出会いは30年以上前、ゼミの先生が研究室に導入したAppleⅡであった。その時、初めてマウス操作し、衝撃を受けた記憶があります。当時、PCはまだ今日のような安価なものではなく、とても学生が個人所有できるものではなかったと記憶しております。その10年後ぐらい初めて所有以来、Macは20年以上使用しています。
その間、Appleコンピュータはいろいろな変遷がありました。その中で特徴的なことは、やはり昨年56歳でこの世を去った創始者の一人である故スティーブ・ジョブス氏の先見性です。ジョブス氏は21歳でAppleを創業し、30歳で追放されるが、42歳でApple暫定CEOに復帰し、それ以来、iMac・iPod・iPhone・iPadを世に送り、それらで人々を魅了してきた。全世界のPCシェアで言うとMacは10%ぐらいであり、多くがWidowsであるが、その中で生き延びてきた理由は、ひとえにジョブス氏の先見性であろう。
その先見性は、1983年に米コロラド州アスペンで開催された「International Design Conference」においてジョブス氏が行った講演に垣間見ることができる。(http://9to5mac.com/2012/10/02/full-hour-long-1983-steve-jobs-speech-from-international-design-conference-surfaces-audio/)
その中で特徴的なことは、①人々はパーソナルコンピュータとやり取りする時間が多くなるという日が数年のうちに来る。②PCが近い将来、人々がテクノロジの快適さを実感するとともに、テクノロジが進化し続けていくこと。 ③PCが新たな通信手段になり、モバイルコンピューティング時代が到来する。 ④iTunes Storeを予期させる内容にもふれているなど、今日のようにネットワークは一般的であるが、インターネットが普及する兆しすら見えていない頃の時代であった。
このようにこれからの進むべき道を示し、それを具体化してきたのが,ジョブス氏であった。これからもAppleは、ジョブス氏のビジョンを引き継いでワクワク感を提供してくれることでしょう。
高松和宣 記
写真は、iPhone の中の初代Macintosh