経営学サロンを開催
11月17日木曜日3時間目7D5教室にて、久々に経営学サロンを開催いたしました。今回は独立行政法人情報処理推進機構のIT人材育成本部HRDイニシアティブセンターの原田奈美さんをお迎えして、「社会人に必要なICT基礎知識〜情報セキュリティを中心に〜」というテーマでお話ししていただきました。
もうすでに私たちの生活とは切り離して考えられないITの現状と、IT業界だけでなく社会人に必要な資格としてのITパスポート試験の紹介、そして近年起きているセキュリティ事故からどんなことを学ぶべきかレクチャーしていただいたあと、自由討論を行いました。
討論ではやはりセキュリティについての話題が中心になりました。パソコンはもちろんですが、最近急速に普及してきているスマートフォンについても、それぞれが自分で体験した事例なども紹介しながら話が進みました。たびたびリンゴ泥棒の被害に遭っていた農家の人が、リンゴに目に見えないほどのICタグをつけて追跡した話や、精度の上がったGPSによって私たちの位置情報がすべてデータとして取り込まれいることなど、話が出れば出るほど恐ろしいまでのIT技術の進歩を感じました。また、皆さんも自分のパソコンを守るためにウィルスソフトなどを入れていると思いますが、果たしてそれに支払っている金額が妥当なものなのかどうかなどの話も出ました。便利さと危険が表裏一体になっていることを常に意識することの必要性を痛感しました。
情報センターの職員の方、経営学部の学生さんも参加して下さいました。人数は少なかったのですが、そのぶん和気藹々と話ができたのではないかと思います。(経営学部・谷川毅)