教授の素顔|経済学部ブログ|名古屋経済大学

教授の素顔

大学教授というと,勉強ばかりしているというイメージがある.噴飯ものは,土曜ワイドというドラマで,大学教授はたいてい着物を着て,立派な書斎にふんぞりかえっていた.

しかし,こうしたイメージは古畑任三郎のドラマで大分修正されたようである.このドラマに登場した緒方拳演ずる教授は講義が終わると研究室でなにやらアルコール・ランプで焼き,酒を飲んでいた.このほうがずっとリアルだったと私は思う.

たしかに,私が大学院にいた時,某先生の研究室には洋酒の瓶がおいてあったなどと聞いた.真面目とは限らないのである.タモリも大学教授を笑いものにしていた.タモリ教授は頭がくしゃくしゃで,ズボンからシャツがはみ出していた.

そういえば,この業界には外見に無頓着な奇人変人が少なくない.うちに以前いた某教授はこのイメージかもしれない.タモリはトリビアという番組でよく大学教授にどうでもよいテーマについて会議をさせていたが,この業界にいる筆者もその馬鹿馬鹿しさはよく分かった.大学教授はノーマルでない方も少なくないのである.

貶すのはこのくらいにして,日本中の教授たちの趣味について紹介すると,ある先生はミステリーが好きで,本まで出されたし,ひとりで北海道の山に登られ,命を落とされた方もいる.かくいう私も様々なことに関心があり,持っている本の半分はそうした分野ではないかと思う.どんなことに首を突っ込んでいるかは私のプロフィール(石田のプロフィールはこちら)を見てください.

遊んでいるというなかれ.こうした知識が講義や研究の肥料になるのである.勉強ばかりしてきた先生の講義が学生をひきつけるとはかぎらない???