授業実践報告会
昨日7月30日(木)14-15時半に、
本学科教員の多くが会員である「教育保育研究会」と、短期大学部FD委員会の共催で
「授業実践報告会」が開催されました。
発表は短期大学部保育科の関谷先生・多川先生によるもので、
タイトルは、授業実践報告「学生の子ども志向的向上心を目指した保育者養成のあり方に向けての一考察:「実習基礎」実践から」でした。
学生に合わせた丁寧な指導、環境構成する側の視点の獲得や環境構成の細かな言語化の指導など、
学生のふり返り記述から、その成果を感じ取ることができました。
ご発表の後、参加した先生方と質疑応答が活発に交わされ、筆者もコメントしました。
短期大学部保育科の授業で学生さん達の著しい成長の軌跡が見え、そこから多くを学ぶと同時に、保育者養成の奥深さを痛感したひとときでした。
よく言われることですが、私たちは免許や資格を学生さん達に「あげる」のではありません。
実習や理論・知識・技能の習得を通して、免許・資格を学生さん達が取得するのを、いわば支援しています。
もちろん、免許・資格の取得がゴールではありません。どうしたら子どもがさらに成長するか、考え実践できる先生になるよう教育をしています。
こうして研鑽の機会をくださった、短期大学部保育科の関谷先生・多川先生はじめ、短期大学部FD委員会の皆様にも御礼申し上げます。
後期の授業で今回の学びを活かしていきたいと思います。
追伸:学生の皆さん、先生達も、こうして学んでいるのですよ。(文責・伊藤博美)