基礎演習Ⅰで現役小学校教諭の特別講義|教育保育学科ブログ|名古屋経済大学

基礎演習Ⅰで現役小学校教諭の特別講義

去る10月30日(金)1限、1年生のゼミナール「基礎演習Ⅰ」の授業で、

本学近くにある、犬山市立楽田小学校の大藪正恭先生に「小学校教員の一日」というテーマで特別講義をしていただきました。

大藪先生からは、最初にアメリカ国立訓練研究所の「Learning Pyramid」によれば、どういう教育活動がどれくらい学びを定着させるか、

その後、具体的に小学校の先生の1日をほぼ分刻みで詳しく、さらに教師の仕事が「五者(学者・役者・芸者・医者・易者)」の役割を果たすもの、

最後に学級経営や教科指導・生徒指導についてと、幅広く深くご説明いただきました。

誰もが安心できる、話を聞ける、男女の仲がよい、節度のある学級を目指し、そのためにどんなことをされているかなど、学級経営のお話は、

近年よく言われる「誰もが活躍でき、誰にも居場所のあるところ」に通じると感じながら拝聴しました。

先生がまずモデルを子どもに示すというお話に、学生も私も身の引き締まる思いでした。大藪先生、お忙しいところ、誠にありがとうございました。(文責・伊藤博美)