植物性食品からのデンプンとたんぱく質の分離、検出|管理栄養学科ブログ|名古屋経済大学

植物性食品からのデンプンとたんぱく質の分離、検出

1年生の実験の中でデンプンとたんぱく質を分離検出する実験があります。

我々は色々な食べ物を食べる事で生きていくのですが、その中には人間が必要としている栄養素が含まれているからです。

単に食品中の栄養素の量を知りたければ、食品成分表というものを調べるとわかるのですが、食べ物というのは元々は生き物だった訳で、それぞれ色々な特徴を持ってます。

1年生の授業では基本的な食べ物の特徴をしっかり学ぶ授業が多いのですが、今行っている実験はこのデンプンとたんぱく質の分離検出です。

使用するのはじゃがいも、さつまいも、小麦粉など・・・

実験方法に従って、分離していき、その抽出された成分がどんなものであるのか、試薬等と用いて検出します。さらに

顕微鏡で、デンプンの粒の状態を観察します。

同じようにデンプンを含む食品はありますが、それぞれ粒の状態は違っており、それが調理する際にも重要になってきます。

美味しく、たくさんの栄養を摂るためには、まずその食品の特徴をしっかり理解する必要があります。