中国政法大学からの交換留学生がゼミで報告を行いました。
中国政法大学3年生の張然さんは、今年の4月に来日し、本学で交換留学生として学んでいます。
今回は、演習ⅣA(永岩ゼミ)の授業に参加し、「契約締結にかかる説明義務違反−中日契約締結上の過失の違いについて」というテーマで、日本の最高裁判決の検討を中心とした研究報告会を行いました。中国法との比較に及ぶ詳細な報告でしたが、わかりやすいよう具体例を交えながら説明してくれました。
学生のほかに、先生や、大学院生も参加し、報告後は、時間いっぱい活発な議論が交わされました。鋭い質問にも堂々と対応する張さんの姿に、学生たちはやや圧倒されながらも、大いに刺激を受けたのではと思います。
張さんは8月には帰国されますが、次は、本学から中国政法大学に交換留学生が派遣されます。両大学の学生の皆さんを通じて、今後も中国と日本の学術交流の場が広がっていくことを期待しています。